光が共演する家

世田谷の閑静な住宅街に建つおよそ30坪3LDKの住まい。

日中はプライバシーを確保しつつ太陽光を採り込み、夜は照明で光の演出をテーマにしたコンパクトなラグジュアリーハウスが誕生しました。

玄関入って正面には白を基調とした軽やかなストリップ階段が。

その奥には大開口でシンボルツリーが今後入る予定です。

左手の玄関収納は木製ルーバ扉でアクセントを加え、足元には間接照明で光の演出を。

階段はホワイト塗装されたスチールとイタリア産トラバーチンの石材を採用。

重い素材を軽やかに魅せることで、品のある重厚感を演出♪

2階のキッチンからリビングとバルコニーを見る。

大きなFIX窓からバルコニーを望める開放的なキッチン空間。

バルコニーの壁は高く立ち上げ、プライバシーを確保。

リビングの床はウォールナットの無垢材とし、ダイニングキッチン床は階段と同じトラバーチン石材仕上。

素材の切り替えによって視覚的なエリア分けをしています。

ダイニング脇には適度な籠り感のある書斎スペースを。

階段越しにリビングとも繋がりを持たせています。

リビングは1.5層分の吹抜けとし、ロフト空間とガラス手摺で繋がりを持たせることで開放感と一体感を。

吹抜けに設けたハイサイド窓からは南からの陽光をふんだんに採り込みます。

ダイニングに設置したモダンなシャンデリア。

光が乱反射し、品のある美しさ、、、。

白を基調としつつも、石や無垢材、ガラスなどのマテリアルを効果的に使用した今回の住まい。

初めてクライアントさんにお会いした際に、振る舞いや言葉遣いが非常に上品で、玄関を「お玄関」とおっしゃっていたのに密かに衝撃を受けながら設計がスタートした今回の計画。

そんなご家族が住まうに相応しい空間になったのではないかと自負しております。

DATA
東京都世田谷区/専用住宅/木造2F/96.42㎡/夫婦+子供2